内外トランスラインの株主総会レポ

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昨日、内外トランスラインの株主総会に出席しました。内外トランスライン株式会社は日本からの海上輸出混載貨物(LCL)輸送事業を主に行っている企業、日本でこの分野においてはトップのシェアを占めています。

近年では海上輸出フルコンテナ貨物輸送(FCL)、航空貨物・輸入貨物・ プロジェクト貨物輸送それら全てを包含した国際一貫複合輸送など事業を拡大されています。

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<所感>
●株主の出席人数はおよそ250名
●株主属性は、男性8割女性2割。全体的に年齢層高め(60代~)ご年配夫婦も何組かいらっしゃった。
●総会の会場(ヴィアーレ大阪)が微妙に分かりにくかった。
●お土産はラスクとフェイスタオル。タオルの質はホテルクラス並みに良い♪
●会社側&株主も全体的に反応が薄い。。。

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総会はわずか20分程で終了しました。質疑応答が全くなかったんですね。私は初参加でしたが、例年の総会も同じような感じみたいです。

こちらの会社は今年3月、東京証券取引所市場第二部から第一部銘柄へ指定替えになりました。大変めでたい事なのに、そのことに対しても株主側から「おめでとうございます」の言葉もなければ、それに絡んだ質疑もなく全体的にシラーっとしてて、反応が薄いと思いました(自分自身も含んでですが)

海外輸出事業を行っている企業イメージって、何となく覇気があるように思えたのですが、総会の雰囲気では落ち着いている印象を受けました。この雰囲気が年齢層高めの株主に支持されているところでしょうか。

ただ、取締役9名のうち2名が女性であり、かつそのお一人(会長の娘さんかな?)が45歳という若さであることを考えると比較的柔軟な考えを持ち合わせている企業では、と思いました。そういった点では、今後に期待がもてそうかな。

気になった点は、当日出席されていた株主属性から察すると長期に渡り内外トランスライン株を保有している方が多く、次の若い世代へと伝承しにくいかもと感じました。家族で例えると一代で絶えてしまいやすい株です。10年間は一定のラインを保てるかもしれませんが、もっと長いスパンで見た時、10年以上先に次の世代が喜んで株を手にするそんな企業であって欲しいと思いました。

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